不可説日記

日常の何気ない出来事を極度に歪曲してつづります

気づいたら明日は共通テストな件

気づいたら明日は共通テストである。

今までもこういうことは何回かあった。気づいたら明日は遠足だったり、気づいたら明日は修学旅行だったり、気づいたら明日は明後日の昨日だったということもあった。

しかし、共通テストというのはどういう種類の遠足なのだろうか。

旅のしおりを見てみると、行先は大学と書いてある。おかしい。遠足なら普通山とか海とか、自然を見に行くものであるが、大学は自然のものなのだろうか。たしかに、与那国島の海底で発見された遺跡は人工物か自然物かという論争が以前あったが、私は大学は人工物であるという立場をとっているし、それが学会でも定説となっている。

これに異議をとなえたのが、ウガンダの物理学の権威・野田ピーナッツ博士だった。野田ピーナッツ博士が、バッタを倒しにアフリカへ行っていたところ、突如火山の大噴火にともなって大学が土から生えてきたのを見ておどろいた、という論文を「中央公論」に発表し、バブル期に大注目を浴びたことは記憶に新しい。野田博士の影響で一時期「土から生えてきた大学の模型」とか、「土から生えてきた大学まんじゅう」、「土から生えてきましたクッキー」などが各地の温泉地で販売され、それを機に従来のセンター試験から、共通テストへと切り替わることとなった。

話がそれてしまったが、大学というのはいったいどういう種類の海底遺跡なのだろうか。

大学の所在地案内を見てみると、大学はバスで行けると書いてある。おかしい。海底までバスが走っているのだろうか。たしかに野田博士の家はチャレンジャー海溝の底にあり、JR東日本宇都宮駅からそこまで走るバスを開通させ、一時期「チャレンジャー海溝まんじゅう」が特定外来生物として日本のブラックバスを絶滅させたことは記憶に新しい。その影響で大学入学共通テストは2年目を迎え、「国語」「英語」「地歴・公民」「数学」「理科」に加えて「ブラックバス」が追加された。ブラックバスへの理解と、ブラックバスの日常生活への応用が求められている。

国、英、社、理、ブの勉強は頑張ってきたが、数学がまだ完成していない気がする。泣いても笑っても明日であるので、こんなブログ書いていないでとっとと寝て体調管理をするとともに、がんばって息切れせずにチャレンジャー海溝の底まで泳ぐ方法を会得したいと思う。