不可説日記

日常の何気ない出来事を極度に歪曲してつづります

さっき見た夢の断片的な再構

楽しい夢を見たのだが、残念ながら半分くらいしか覚えていない。

駐車場のような空間に路面電車の軌道が敷かれている。しばらくして、自動走行車を四分割したような乗り物がやってきた。私は定員オーバーで乗れず、代わりに運転手のKBTITから2Lペットボトルに入った水をもらう。季節は現実に反して夏だった。

次の瞬間、私は駅構内の商業施設にいた。ポスターに私の名前が張り出されている。そのポスターの近くに売られているおこわ弁当を見て狂喜した。ついに私の順番が来た!という気持ちになった。この瞬間に感じたとてつもない喜びがこの夢が楽しい夢であるゆえんかもしれない。何か、ずっと願っていたことがかなった時のような気分だった。

弁当売り場を通り抜けて、母に会い、「たぬきをきたぬきって言っちゃった」と報告すると、まだ風呂に入っていないことをからかわれた。「今からもう2回目を入ってくるとこだよ」と言われ、そういえば今日は2回風呂に入らないといけないなあ…と思いだし、あわてて浴場に向かう。この世界には何種類か風呂があるのだが、時刻が遅いこともあって、どこに入るか自由に選べなかった。木造の狭い建物の扉に、ホワイトボードが下げてあり、そこにマル印をつけると風呂に入れる。更衣室はない。扉を開けると大きな一つの湯舟におっさんたちがたくさん入っていたので、誰も入っていない湯舟につかり、障子を閉める。そこでは「しゃ」から始まる言葉に関連した替え歌を歌いながら入る必要があった。再び障子を開けると、風呂場の構造が変わっていて、小さい湯舟がたくさんある感じになっていた。露天風呂もあるようだが、窓ガラスが曇っていて見えない。

そこで場面が切り替わり、一本グランプリの番組が流れ始める。ダウンタウン松本がBTSの替え歌(元の曲名は分からない、そもそもBTSかどうかも分からない)を歌った。真っ黒の背景に「せるひこさんって人権ないじゃん」という白文字のテロップが出
たところで目が覚めた。せるひこさんという人がだれかはわからない。